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【assay buffer:DPBS-H 】
10×PBS(+/+) |
100mL |
d-glucose |
4.5g |
HEPES (1M) |
10mL |
DW |
890mL |
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Total |
1,000mL (検定時37℃) |
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10 x Dulbecco's Phosphate buffered saline (10 x PBS (+/+)
(Sigma: D1283)
d-glucose (和光純薬:041-00595)
HEPES buffer (1M) (Sigma: H0887) |
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■各検体を assay buffer: DPBS-H を用い、1μM になるように調整します。
注1) |
測定感度、細胞障害性を考慮して、濃度は変更可能です。 |
注2) |
有機溶媒(DMSOなど)で溶かす検体は有機溶媒の最終濃度が 0.5%(V/V)以下になるように調整してください。 |
注3) |
検体濃度が 1μMで細胞障害性が出る場合は、低濃度が必要です。
細胞障害性は、検定終了後に経内皮電気抵抗計により測定します。 |
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番号 |
サンプル名 |
溶媒 |
濃度 |
濃度 |
保存温度 |
備考 |
例 |
PCC-1 |
DMSO |
1 mM |
20 μL |
-20℃ |
- |
1 |
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2 |
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3 |
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4 |
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脳内移行性検定は BBBキット™ (RBT-24H) のインサート内側(血管腔側)に化合物を入れ、15分内* に内皮細胞及びペリサイトの層を通過し、プレートのウェル内(脳実質側)に漏れ出てきた化合物濃度を測定します。
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* 化合物の種類や測定感度によって時間設定を行います。 |
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1. |
Assay buffer を 別に用意した 24 well Millipore plate * に 0.9 mL/well ** 入れ 37 ℃で温めておきます。 |
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2. |
BBBキット(RBT-24) の血管側から培地を吸い取り、37 ℃で温めた検体を 0.2 mL/ insert ** 入れます。 |
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3. |
インサートを、用意しておいた Millipore plate に移し、37 ℃で 15分間 *** インキュベート 。 |
4. |
インサートを取り除き、脳側に漏れ出てきた検体を回収する。 |
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5. |
回収した検体の濃度を測定し、 Papp 値を算出する。 |
* |
Millipore Plate (Millipore corporatin #PIMW S24 50) |
** |
assay bufferと検体の容量は用いるプレートで異なります。
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*** |
検定時間について:
検定時間を長くすると、脳側に漏れ出てくる化合物量も多くなり、検出感度が低い化合物の濃度測定がやり易くなりますが、時間と共に BBB キットのバリアー機能(タイトジャンクション機能) も低下し、細胞間隙輸送が亢進します。その結果、正確な判定が出来なくなりますので、 30 分 以内の検定をお勧めいたします。 |
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t=0 |
t=20 |
t=40 |
t=60 |
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血管側
(luminal) |
○
(調整サンプル残り) |
- |
- |
○ |
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脳 側
(abluminal) |
○
(assay buffer) |
○ |
○ |
○ |
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cell + membrane |
− |
- |
- |
○
(必要時) |
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1.透過係数 (Papp) をもとに化合物の脳内移行性を判定 |
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2.解 析 |
濃度測定の結果から透過係数 Papp 値を算出し、既存の薬物・化合物の当社の BBB キット™ で得られた Papp 値がございますので、具体的な Papp 値で定量的に BBB 透過性を評価できます。
薬物・化合物を化学的に装飾するか、種々のベクター等に結合させて BBB 透過性の変化を検定する場合も、Papp の変化として定量的に評価できます。 |
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Papp(×10-6cm/s) |
脳内移行性 |
ex) |
脳内移行性 |
>20 |
very good |
受動拡散等で容易に脳内に移行する |
Antipyrine |
10〜20 |
good |
一部が脳内に移行する |
- |
2〜10 |
low |
ごくわずか脳内に移行する |
Na-F |
<2 |
very low |
脳内に移行しない |
ESA, sucrose |
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*Transwell® は Corning, Incorporated, Corning, NY, USA の登録商標です。 |
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受託検定価格 |
製品番号 |
商品名 |
単位 |
価格(円) |
PCC-RBT-24H-CT |
受託検定試験 |
プレート |
228,000 |
※ |
受託試験ではPCC-RBT-24H を使用しますので、検定時間は15分、透過性は Pappでの判定となります。
(詳しくは、「薬物脳内移行性(BBB透過性)検定」「RBT-24透過性プロトコール」(PDF-3.8MB) をご参照ください。) |
※ |
化合物発送費用はお客様負担とさせていただきます。 |
※ |
基本的に 15分後のインサート側(血管側)とプレート側(脳側)の回収サンプルを送り返し、お客様にて濃度測定していただきます。その結果を基に、ファーマコセルから測定結果の報告をさせていただきます。 |
例1) 濃度 1ポイントで n=3、化合物 2+ポジコン、ネガコン |
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例2) 濃度 1ポイントで n=2、化合物 4+ポジコン、ネガコン |
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例3) 濃度 1ポイントで n=2、化合物 10+ポジコン、ネガコン |
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